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ネイト・シルバーが各リベラル・ジャーナリストによって擁護されている。曰く「ネイトはクリントンが100%大統領になるとは言ってない! 大統領になるチャンスは71.4%と言ったんだ!」(ネイトの個人ツイッターでは99%と言ってクリントン勝利を仄めかしていたのだが)
これはどうなんだろう? 彼がもし71.4%(または99%)の確率でトランプが大統領になると言っていたら、自分の手柄として総取りしていただろう(2008年に「当てた」と言われたように)。やーやーグッジョブ・ネイト。君はやっぱり魔術師だ!

しかし失敗したら言い逃れできる。「当たってもいないが外してもいない! というのも、低い確率でも起こることは起こるんだから! 1%でも起こるときは起こる!確率論は決定論ではない!」……これじゃあ彼の予測は外れようがないということになり、大した意味を持たなくなる。歴史は一度だけで繰り返しは起きないので検証すらできない。
おまけに当たった場合だけは彼の功績になるんじゃ、トランプのカードを当てるマジックと同じだ(トランプなだけに)。
リベラル同士で自己欺瞞的に擁護しあうのはよそう(予想なだけに)